2025年5月23日
中央電子株式会社(代表取締役社長 社長執行役員 丸井 智明、東京都八王子市)・株式会社三千和商工(取締役社長 家令 光国、東京都港区)・株式会社ニッスイ(代表取締役 社長執行役員 田中 輝、東京都港区)の3社は、AI活用の画像解析技術を使用した養殖魚計数機『Fish Capture Pro ai』(特許:第7243986号、商標登録出願中:商願2025-43306)を共同開発し、株式会社三千和商工より販売を正式に開始しました。
3社は2020年3月に共同開発を開始、中央電子・三千和商工の画像解析技術とAI技術、ニッスイの養殖に関する知見により装置を開発、ニッスイグループ黒瀬水産株式会社を実証フィールドとして養殖現場での試用と改良を重ねて完成しました。
特徴は以下のとおりです。
- AI画像解析技術により魚体の認識と追跡を行い、魚体数を正確にカウントします。
- 幼魚(おおよそ10cm~)成魚まで、どの育成段階の魚でも98.5~99%以上(特定環境下で)の高い精度(黒瀬水産株式会社実績)で計数できます。
- 魚道に魚を流すだけでカウント開始。難しい技術や人数を使った手作業に頼らず効率アップができます。
- 機器使用の際に負傷原因となる鋭利な部分を排除、作業者が安全に使用できます。
- 本体には一般的な機器・部品を使用し、低コストを実現しました。

その下の魚道を通る養殖魚を撮影

AIが瞬時に養殖魚の数をカウントする
このたびの共同開発の成果により、自動化・省人化による生産効率の向上や効率的・合理的な操業がもたらす労働環境の改善が実現できました。
中央電子は、今後も新技術の開発・導入を積極的に進めて、社会の発展に貢献していきます。
製品名 : Fish Capture Pro ai
・特徴 : 上記
・価格 : オープン
・発売日 : 2025年5月23日
販売元 お問い合わせ先
株式会社 三千和商工 (TEL:03-3434-3310, 担当:吉村政之)
製品HP https://www.michiwa.co.jp/fish-capture-pro/
以上