加重と抜重について
〜コーナーリングをスムーズに〜
タイムを縮める為には幾つかの走り方が有りますが、今回は加重と抜重につい
て考えます。言い換えれば横 G の残し方・抜き方ですが.. これに関しては一
般道でも練習できます。自分の車線内だけを使用してほぼ一定速で巡行し、
- 常に均一で最大な横 G を発揮する
(完全に道なりに走る)
- 常に最小の横 G のみを掛ける
(10cm 単位でのコントロールに依るアウト-イン-アウト)
この 2つの乗り方を各々意識して行なってみます。飛ばす必要は全く無いです
し、加減速を行なうと前後 G も影響してきて集中できず却って弊害が出るので
やや高目の普通の速度で充分です。即ち巡行速度はコーナーリング速度と言う
事になり、主にステアリング操作が問題になります。
横G 横G
| |
| -------------------- |
| - - | ________________
| - - |___--- ---___
|-________________________-_______ |____________________________---__
1. 最大加重 時間 2. 最大抜重 時間
荷重移動とステア操作が同期しない 加重が掛かる
| ステアを戻すのが遅れる | 進路の微調整
| ↓ ↓ | | | 横 G を逃がし損なう
| -_ _ | ↓ ↓ ↓
| - ----------------- - | __
| - - | _-_ ____--------___-- --_
| - - |_- - -_
|-__________________________-_____ |______________________________-__
1. 最大加重(悪例) 2. 最大抜重(悪例)
1. は速度に大きく影響しないレベルでのアクセル・ステアリング操作による積
極的な荷重移動を、2. は加減速も最小として常に G がどこからも掛からない
様なスムーズなライン取り・進入時点でのコーナーの終りまで見通す判断力・
cm 単位の車両感覚とそれに伴う G の抜き方等、非常に得るものが有ります。
- ※ 1. は、「一つのコーナー(R)内は均一で最大の横 G 」です。
- 例えば複合だと道なりに走った場合は横 G が変化しますので、コーナ
ー毎の R に応じた横 G を掛けます。
- で、余力が出てきて車速を合わせられる区間が有る場合はコーナー毎
の最大 G を各々同じになる様にしますが、これは複合ではかなり厳し
いですしコースにも依るので特に意識しなくても良いと思います。
- ※ 2. も同じく一つのコーナーです。
- 慣れてきたら、次のコーナーも考慮して如何にスムーズに繋げられる
かも練習してみましょう。
車庫入れ等は別としまして、おそらく多くの人の走行中の車両感覚は普通は
1m からせいぜい 50cm 単位です。このアバウトだった感覚をどれだけ研ぎ澄
ませられるかが課題です。上記 2つを任意に繰り返す事で、10cm 進路が違う
(又は違えようとハンドルに力を加える・抜く)だけでどれほどの横 G が変
わるのか実感できると思います。
それでは Let's try!!
Last Update : 21-Nov-1997 (Access count 11-Nov-1997〜) :
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