ブレーキタッチ悪化について

〜ブレーキパッド選択〜


山道等でブレーキを酷使した場合、ブレーキが段々効かなくなってきてブレー キタッチが感覚的に硬くなってくる場合が有ります。この場合、ブレーキパッ ドの使用温度域から外れて来つつ有ります。フェード現象により制動不能とな ってしまう前のごく初期の症状です。暫くブレーキの酷使を控え、巡行しなが ら冷やす事で取り敢えず制動力は回復します。
こうした事が時々起こる様であれば、もっとフェード限界の高いブレーキパッ ドへの交換が必要になります。

※ブレーキは故障すると命に関わる部品であり、重要保安部品にも指定されて います。交換作業等に自信の無い場合は、信頼できる修理工場に持ち込んでメ ンテナンスして貰いましょう。

良く効くブレーキパッドとは?

その人の使用する温度域での摩擦係数が高いパッドの事でしょう。その為、同 じパッドを同じ車両に装着してもドライバーにより "効く" "効かない" の意見 が別れる事も暫々有ります。大雑把ですが街中等を普通に走る人で 100〜300度 位、ちょっと飛ばす人で 200〜500度位、サーキット等を走る人で 300〜700度 位、人によっては 800度位迄が概ね該当する温度域だと思います。

摩擦材は有効な摩擦力を発揮する温度域がどうしてもある程度限られますので、 自分がどの辺りのものが必要なのかを考えて選択しないと、例え評判が良いも の等を入れたとしても当人にとっては効きが悪かったりして後悔する事も有り ます。

また、ブレーキペダルを踏み込んで行った時に制動力が立ち上がるポイントが、 やはりその人が常用する辺りに有ると "良く効く" と言う印象を持ちます。多 くの場合は初期制動力の強いもの、即ち踏み込んですぐ効くものがそれに該当 すると思います。そして奥の方では逆に立ち上がり方が鈍っているもの、即ち ロックし難いものが喜ばれる様です。まあ、この辺りはドライバーの好みによ り別れ、どの様な特性が良いのかは一概には言えないのですけれどね。

サーキット走行レベルのパッドの場合はごく大雑把に分けて、初期制動からブ レーキロックまでの特性がリニアでロック時の対応がし易いメタル系と、初期 制動はややダルな印象が有るけれどもロック付近もマイルドでロックをさせな いコントロールがし易いカーボン系とが有ります。この両者は各個人で割りと 好みがはっきりと別れる様でして、私はメタル系のパッドが好きです。


Last Update : 01-Mar-1998    (Access count 22-Jul-1997〜) : counter

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