普段、街乗りでは問題ないけれど、少し強目にブレーキを踏み込んだ時にちょ
っとふわふわする感じがして、それを改善したい場合です。
なお、普段からふわふわする感じがして、何度か連続してブレーキペダルをポ
ンピングするとタッチがしっかりして来る場合は、ブレーキラインにエアーを
噛んでいますので、 エアー抜き を行ないま
す。
「剛性感アップはブレーキホースの交換が第一歩」が昔は常識でしたが、最近
の或る程度以上のスポーティ系の車では、ゴムホースでは有りますがそれなり
にしっかりしたものが初めから付いている場合も多いので、工賃 + 数万円もの
投資をした割には交換しても余り体感出来なかったりします。
※信頼性は非常に上がりますけれどね。
そこで 1万円前後(安いものは 5〜6千円)と、コストパフォーマンスにも優れ
るものとしてお勧めなのが、マスターシリンダーストッパーです。ボンネット
を開けると運転席とのしきり(バルクヘッド部)に、厚さ 10cm x 直径 25cm位
の黒い円盤(マスターバッグ)の先に、長さ 15cm x 直径 3cm位の円柱が有る
と思います。これがマスターシリンダーで、この動きを制限するのがマスター
シリンダーストッパーです。友人にでも協力して貰って確認してみると良く解
ると思いますが、ブレーキを思い切って踏んだ時に このマスターシリンダーは
驚く程前後に動きます。折角ブレーキペダルで正確なコントロールを行なおう
としても、この分だけ常に誤差が含まれる訳です。この動きを抑制してやるだ
けで、やや強目にブレーキングを行なった時の剛性感が かなり向上します。(^_^)
車検も全く問題有りません。
※マスターシリンダーストッパーはマスターシリンダーより数mm 離して固定し
ます。元々、あれだけマスターシリンダーが動く為に、数mm 離れていても充分
に効果を発揮します。
※マスターシリンダーストッパーの取り付けに際して、他のワイヤーやパイピ
ング等が干渉しない様に注意します。擦りそうなものは引き吊らない様にやや
ゆとりを持たせながら、あらかじめタイラップ等で押えた方が良いでしょう。
レガシィなどは近くにフュエールラインが走っており、これを走行中の振動等
で傷付けたりすると大変な事になります。
インプレッサの初期型やハチロクの一部ではマスターシリンダー取り付け部の
強度に問題の有るものが有り、マスターシリンダーストッパーを取り付けると
フルード洩れを起こすものが有るそうです。こうした症状が出た場合は取り敢
えず一時装着を辞め、対策部品に交換してから使用しましょう。
余談ですが、これでフィーリングはかなり改善されると思いますが、制動力そ
のものは当然の事ながら変わりませんので、もしそちらに不満 or 不安を覚え
る場合は ブレーキパッド を交換する必要が
有ります。