数年前の真冬の金曜日(既に土曜に入っていたでしょうか?)に会社から帰ろ
うと表に出ると、辺り一面銀世界 (@_@)
FC3S RX-7 でラッセル車しながら帰途についたのですが、会社の駐車場を出て
100m も行かない内に案の定、後輪が空転してしまい前進できな
くなりました(*0)。しかしながら FF は強いもので、即ちバックすると動
けたので延々とバックしながら大通りに出て自宅近くまで戻って来る事が出来
ました。
しかし最後に 10m 程の緩い昇りが有り、たったこれだけの斜面ですが
FR 車
ではどう考えても昇る事が出来なさそうです。仕方無く家まで歩いて
バイアスロンを取ってきて装着(*1)しました。東京の雪はた
かが知れているので明日にはもう無いでしょうし、たった 10m の為に
30分以上掛けて装着した(*2)のがバカバカしかったので、
折角ですからそのまま山奥まで雪中ドライブに出掛ける事にしました。明日は
休日ですしね。
さすがにバイアスロン、今までの不安が全く無くイケイケで行けます。(^_^)
枝の軟らかい木が雪の重さで一斉にしなだれて丁度梢付近が路面まで来ていて
木と雪のトンネルが出来ていたりと、普段見ることのない幻想的とも言える独
特な景色を楽しめました。部分部分が轍で路面が見えていたけれども
「チェーンの保護の為(*3)」とか、わざわざ雪の上を走っ
たりして、峠道にさしかかった所でハンドルが左に切れず
(*4)に急ブレーキ!
右に切る事は出来たので、左コーナーは右に切ってバックして直進して..を繰
り返しながら峠を越えました。トンネルの中に入ってからタイヤを見てみると
フェンダー内が雪でギッシリ.. ホイールレンチ等で外から突ついてみてもビク
ともしないので、ジャッキアップしてタイヤを外してから取りました。見事に
タイヤのホイールの形にカチカチになった塊が出来ていてキャリパーすら見え
ません。左右各々のフェンダー毎に 3つ位ずつに分解して落したのですが、各
々一つの雪塊が丁度両手で抱え挙げられる位もの大きさが有りました。フェン
ダー内って意外と広いのですねぇ。
ハンドルもフリーになった事だし、ついでにガラスにレインX を塗って気を取
り直して出発。奥多摩に向かう山の中で今度はグリップが低下。変だなと思っ
ている内にバンク付きやや昇り左コーナーで空転の為立往生。降りてみるとチ
ェーンが切れて一本が後ろに転がっており、もう一本はかなり手
前で落したのか(*5)姿無し。太いインシュロックで仮補修して一輪で脱出
を計るも他の部分が切れて断念。原因はタイヤ幅を広くしていた分だけ、タイ
ヤ内側とフェンダー内部とのクリアランス不足でチェーンがフェンダーに接触
していた為切れてしまった様です。作業していると、崖の上の森からエンジン
の熱で緩んだ雪が自分と車の上にドサっと多量に落ちて来るし、結局諦めて車
中泊となりました。(;_;)
そう言えば、先日高速道路で切れたチェーンと数km 先で停車して
いる車を見ました。あの後、どうなったのでしょう?(^^;
深夜に除雪車が通りましたが、自車近くは大きく避けて通過していったので役
に立たず。
早朝近所の民家で TEL 借りて救援を頼んだら「そんな場所知らないし遠いか
ら嫌だ」とか断られてしまうし、近くの修理屋を教えて貰って TEL するも、
案の定 適合サイズのチェーンは無し。途方に暮れて近くの雑貨店前の自販機
でスープを買って飲んでいると、丁度その店のおばあさんが店を開けて前の雪
掻きを始めたので、どうせ暇なので手伝いました(*6)。雪掻
きが終って「お茶でも飲んで行きなせえ」となり事情を尋ねられたので話した
ら、何と村の青年団が総出で堀起こして路面から綺麗に雪をどけてくれ
ました。
後日、再びお礼に行ったのですが、「情けは人の為ならず」と言う諺を身に染
みて実感しましたね〜。(^_^)