今熊(いまくま)山
秋川街道をあきる野市(旧:五日市町)に向かいそろそろ市境の小峰峠に
差し掛かろうかという所のカーブに、鳥居をくぐって奥へ入る道
【写真】
があります。
これが今熊神社を経て今熊山山頂に
向かう参道です。
高尾−陣馬間のハイキングコースからはずれたこの山は閑静とし、
山頂まで約1時間という格好のハイキングコースです。
なお山麓のミツバツツジ【写真】は
毎年4月中旬以降が見頃です。
地図
近くには「金剛の滝」があるのですが
今熊山からの降りに寄った方が良いでしょう。
今熊山参道入口
「今熊」バス停から秋川街道をあきる野市(旧:五日市町)に目を向けると
目印の大きな石の鳥居がすぐ見えます。
【写真】
この鳥居の下には石碑が多く、その1つに「関東呼山今熊神社自是二千四百米」
と書いてあります【写真】。
ここを起点に山頂(2400m)まで100m毎に石碑があります。
秋川街道の鳥居【写真】から
1300m(徒歩約10分)、山の登り口に入る場所に今熊神社
があります。
地図
この神社には神話の時代、安閑(あんかん)天皇の妃が行方不明になったとき、
神託によりこの神社に祈願したところ無事戻ってきたという伝説があります。
また毎年8月第四日曜には3匹の獅子舞が奉納されます。
この獅子は伝承では、参道途中の正福寺の住職が貞治3(1364)年に
購入し、娯楽のために村人に舞を教えたのが始まりという事です。
問い合わせ:今熊神社の獅子舞保存会代表 井上廣作さん(042-654-4385)
今熊神社右脇の杉並木を約40分ほど登ると、
標高505.7mの山頂につきます。山頂には社が祭られています。
今熊山は、安閑天皇妃の伝説から「よばわり(呼叫)の山」と言われ、
尋ね人や探し物に霊験があるとされます。
さらに江戸時代には、亡くした人の名を呼べばまた会うことができる
という言い伝えもあり信者や参拝客で賑わいました。
今熊山から、刈寄(かりよせ)山、市道山、陣馬山へのハイキングコース
もあります。
山頂の神社裏手の急坂を800m程降りると
「金剛の滝 0.8km(左)/今熊バス停 1.7km」
の道標が出てくるのですがここから滝に向かうのは険しい道なのでお勧め
しません。
今熊バス停方面に向かって歩くと再度、滝への道標
「今熊バス停・上川町/今熊山/金剛の滝下」
があるのですが
ここも非常に急な下り坂です。
一番安全なのは、さらにバス停方面に進んで、東京電力新多摩変電所の所を
左に曲がり10分ほど歩くと滝への降り口
「沢戸橋1.3km 広徳寺0.8km/小峰公園1.1km/金剛の滝0.4km」
があります。(倒木注意)
広い河原から川の上流に向かって、丸太で組まれた今にも壊れそうな
渡し橋を左岸、右岸にジグザグに渡り、岩をくり貫いて作られた穴をくぐると
金剛の滝です。
この滝から今熊山山頂までは,険しい道と急な上り坂が多いです。
再び広い河原に戻って、もと来た道
(滝を背にして左のコンクリートの砂防ダムの側の道)
を道標に従い山を越えること50分程で
東京都立小峰公園に行けます。
金剛の滝については
八王子市ホームページ:
みどころ情報:
金剛の滝
も合わせて御覧下さい。
交通
- 西東京バス
- 京王八王子−八王子駅北口−本郷横丁−(秋川街道を通って)−今熊
京王八王子−八王子駅北口−川口(経由)−今熊−五日市
参考文献
- 広報はちおうじ(No.901 1997(平成9年)8.15)
発行:八王子市 編集:生活文化部広報課広報係
- 武蔵野ときめきWALK2 多摩南部編
ときめき探検隊編 発行所:株式会社のんぶる舎
- 「歴史と浪漫の散歩道 −八王子市文化財ガイドブック−」
編集・発行:八王子市教育委員会、社会教育部社会教育課
- HACHIOJI SIGHTSEEING 八王子市観光課
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